集中力が欲しいなら見直すべきこと
喉から手が出るほど欲しいのに集中力がない。
ビジネスパーソンや受験生だけではなく、「ここ一番!」という場があるならば誰もが抱える悩みです。
気合だけでどうなるものでもないので、生活習慣や作業環境などから総合的に見直していくことが必要です。
~集中力がないと感じた時の対処法~
集中力を発揮するための作業環境や仕事の進め方、ちょっとした対処法を集めてみました。
集中力がない原因は意外と単純なことで改善するかもしれません。
◇目標は小さく小刻みに
集中力は長時間保ちません。
目標を小刻みにして、短い間隔で達成感を得られるようにしましょう。
適度の休息を自然に取ることにもつながります。
集中力がないと感じる前に、目標を達成するようにしておけば、いい波に乗ることができるでしょう。
◇音楽を聴く(雑音をカットする)
耳から入ってくる情報が集中力を削ぐことにつながっている場合があります。
とはいえ完全な無音状態になると人間は耐えられません。
受験勉強といえば深夜ラジオという時代がありましたが、適度な音楽や人の話し声があるほうが集中できることが多いようです。
ファミリーレストランや喫茶店のざわついた雰囲気のほうが落ち着いて考え事ができるという人もいれば、好きな音楽を聞き流しているのがベストという人もいます。
集中力がないと感じるならば、聴覚情報をコントロールしてみましょう。
ちなみに、集中力がないと感じる人のために「雨音」と「カフェの音」を流してくれるサイトなどもあります。
RainyCafe
適度な雑音の中で作業をしていると、集中力がないと感じることも減るのではないでしょうか。
ガムを噛む
スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいる光景を見たことがありませんか。
あれは、集中力アップのためのものです。
そのことをよく知らない人がしばしば不快感を語ったりすることもありますが、ガムを噛むことで集中力が高まる効果を期待できます。
休息
言うまでも無いことですが、適度な休息が大切です。長時間作業して効率が落ちてきたら、それは集中力がないのではなく、もう限界だったのです。
効率的な休息の鉄則は「疲れる前に休む」です。
そのためには時間を区切って作業や仕事をするのがいいでしょう。
睡眠
睡眠不足の状態でいると集中力がないと感じることが多くなります。
脳がスッキリしていない状態では眠気も来ますし集中も続きません。
大事な仕事や試験の前日はしっかり睡眠をとるというのは、脳の働きを十全にするという意味で最低限の条件です。
集中力がない場合にとるべき食品
ある調査によると、集中力がないと感じる人に共通して不足が予想される栄養素が割り出されています。
このケースではカルシウム、マグネシウム、ビタミンC、ミネラル類の不足が集中力の低下を招いているのではないかと見られています。
小魚、牛乳、海藻類、ビタミン豊富な果物類の他に、サプリメントなどでの補給をおすすめします。
またカフェインと砂糖を同時にとるのも集中力がない場合に効果を発揮します。
カフェインは興奮を抑える神経物質を抑制して脳のブレーキを外す働きがあります。
そして砂糖は脳のエネルギーとなります。
ただし、糖分の摂り過ぎは逆効果になるので注意が必要です。
集中力がないことに関係あると言われている食品
集中力がない原因として疑われている食品が複数あります。
インスタント食品、多すぎる肉、甘いもの、白米、淡色野菜などです。
これはあくまで一説としてではありますが、血流を鈍らせるものと集中力がないことの関係が疑われています。
脳への血流が弱まり、エネルギーが充分に行き渡らないのではないかという仮説です。